栄養部のご案内

徳洲会グループ教育制度

各病院・施設では、実践的な知識や技能の習得を職場内研修にて行い、栄養士・調理師としてのスキルアップに努めています。

さらに、栄養部会において新入職研修、次世代リーダー研修、責任者研修など、それぞれのキャリアアップにつながる職場外研修を実施しています。

また、全国を地域ごとに9ブロックに分け、各ブロックで協力しています。

職場内研修

栄養室の仕事は献立作成や調理、配膳、食品衛生管理などの給食業務、栄養管理や栄養指導などの臨床業務と多岐に渡ります。日常業務を行う中で、個人の特性や成長スピードに合わせて指導し、現場で仕事をする能力を身に付けます。

職場外研修

栄養士、調理師に必要な知識、技能を学びます。また、同じ立場の職員が集まり、コミュニケーションを図ることで良い刺激となります。

研修スケジュールの紹介

5月 新人研修会

社会人として、グループ理念に基づいたサービス提供が行える職員になるために、また、仕事における問題点を見つけ、どう解決に導くかなど、その方法の一端を学んでいきます。

研修内容

  • 徳洲会グループについて
  • 社会人としてのルール
  • 業務事例におけるロールプレイ
  • 先輩管理栄養士の事例
  • 医療従事者と管理栄養士に求められること

6月 全国責任者研修

栄養部門としてのリーダーシップやマネジメントスキルの習得など、スキルアップを目指した研修となっています。

研修内容

  • 責任者の必要なスキルと資質、部会が目指すもの
  • 業務目標管理の決定について
  • 責任者に必要な指導と危機管理
  • 管理栄養士に望まれる課題
  • 診療報酬と管理栄養士
  • 管理栄養士が把握するべき診療報酬内容

8月 次世代リーダー研修

栄養士・調理師がそれぞれ身に付けた知識や技術の理解を深め、また不足している部分を洗い出し責任者へ向けての意識を高めていく研修です。

研修内容

  • 衛生管理と食中毒
  • 食事療法について
  • 給食関係帳票について
  • 給食管理のアウトライン
  • 献立作成の手順
  • 介護部門の給食・介護管理
  • 接遇・ビジネスマナー

9月 臨床栄養研究会

標準的な栄養管理方法を学び、症例検討をグループディスカッション形式で行っていきます。

症例検討内容

  • 侵襲期の経腸栄養管理
  • リフィーディング症候群の栄養管理
  • 経腸栄養のトラブル管理

12月 料理コンテスト

調理技術や献立作成力の向上、給食の内容充実と多様化を目的として行っています。切磋琢磨することで、モチベーションがあがり、職員間で学び合う場になっています。

3月 新人業務成果発表会    

実践してきた業務内容の発表を行います。発表技術の習得や、2年目に向けてステップアップするための目標をより明確にしていきます。

発表例

  • 嗜好調査後の結果をもとに給食業務内容を検討した事例
  • ニュークックチルシステムから学んだこと
  • 食数業務におけるインシデント対策
  • 厨房での栄養士の役割について
  • 病棟訪問を行うにあたって求められること

ブロック会議

3ヶ月~4ヶ月に一度、ブロック内の栄養部門責任者が集まり、情報交換を行っています。
定期的にコミュニケーションをとることで、日常的に相談、協力しやすい体制を構築しています。

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